ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2018.6.4 19:14日々の出来事

「条文出せ」は幼稚よね

なんだか昨日からiPhoneのメールの調子が悪くて、吹き出しが青くなったり緑になったりするんですけど、小林先生、ライジングの原稿お送りしてますからね。よろしくお願いいたします。

朝日新聞の立憲的改憲論の記事、山尾さんのインタビューも含めて読んだ。「水面下で動く」という表現ながら、憲法記念日の拡大版ゴー宣道場での枝野氏の発言から、朝日新聞がここまで取り上げているのはすごい。

どんな改憲案があるのか、9条はどうするのか、9条2項も変えるのか、というお決まりの質問にも山尾さんがきっちり答えていて、特に、

「条文ありきではない。条文主義は日本の憲法議論のあしき慣例」
「まず解決すべきテーマがあり、法律や規則といった、いくつかある手段を検討したうえで、では『どういう憲法の条文で実現しますか』と思考方法を変えた方がいい」

という部分、もっと広く理解されて浸透していけば…と思う。「条文出せ、条文発表しなきゃ話にならん」という言い分がいかにトンチンカンで幼稚な言いがかりでしかないのかを思い知れ、と。

日曜日の九州ゴー宣道場、楽しみになってきた。
夜はそうだねー、くだらない話しか、したくない本来の自分にもどりたいよねー。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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